こんにちは、しげきんです(@shigeki017)。
今回は練習場で少しづつ導入させてきているトップトレーサーレンジについて体験した内容を記事にしてみました。
自前の飛距離測定器(ユピテルATLAS GST-3 G)との比較もやってみました。
こんな人におすすめ
- トップトレーサーレンジって何?
- トップトレーサーレンジでなにができるのか?
- トップトレーサーレンジの測定精度が気になる人?
と思っている方々におすすめです。
トップトレーサーレンジとは?
ゴルフ練習場での体験を一新!全く違う興奮を。(公式HPより)
一言でいうと練習場で弾道測定やバーチャルゴルフを体験できるツールです。
トップトレーサレンジでできることは大きく分けて、2つ項目に分かれております
- 練習モード・・・フリー計測、TOPTRACER30、クラブ別計測
- ゲームモード・・・バーチャルゴルフ、ドラコン、ニアピンetc
①練習モード
打った球の飛距離や弾道を確認できるよ!!
自分のショットのバラツキが視覚的にわかりますね・・・
こちらについては、フリー測定と、クラブ別測定の2つの項目があります。
フリー測定
まず、フリー測定とは打った球についてその場で測定を行っていきます。
30yardくらいのアプローチから、ドライバーショットまで測定することが可能で、キャリーやラン、ボール初速、打ち出し角度などを測定してくれます!!
また、練習場のボールは飛ばないため、右上にボール補正ボタンがあり実際コースで使うボールの飛距離への調整を行っております。
球の上がり具合や曲がり幅などを視覚的、数字で判断することができて面白いです!!
TOPTRACER30(NEW)
TOPTRACER30はティーショット・セカンドショット・アプローチを合わせて30ショット打ち、その結果で自信のレベルを評価してくれます。
指定されたシチュエーションでのショットを30球打つだけでハンディキャップを予測してくれます!!
こちらは’22年7月よりサービスが追加されました。
チュートリアル
はじめるをクリックするとハンディキャップを入力する画面にいきます。
自分のスコアから大体でいいので入力してください。
とりあえず15.0と入れてみました。
こちらについては最初の基準ハンディキャップになります。
こちらのゲームをやっていく中で値は動いていきます。
ですので、大体の値をいれればOKです。
あとはティーマークの選択をしたらゲームの開始です。
ゲーム内容
ティーショット、セカンドショット、アプローチの3ショットを合計30打実施いたします。
ゲームの組み立てを考えたうえでのショットが要求されます。
がむしゃらに前に打てばいいわけではないのですね・・・
グリーン外してもハザードに入れないようにするほうが良いです。
コースを想定したショットが求められるので、コースマネジメントを意識ショットを打つ練習が可能となります。
ティーショット
結果画面
セカンドショット・アプローチ
結果画面
良いショットを打つとストローク・ゲインドが上がり、ハザード等に入れると下がっていきます。
- ストローク・ゲインド
- 計算式を使って、ショットが平均よりい良かったか悪かったか、そしてどのくらい良かったか悪かったかを+/‐の数値で計算するものとなります。
結果
・中間結果
・最終結果
ショットの良し悪しをハンディキャップで出しくれるとともに、各ショットでの評価を見ることができます。
どのショットが良くて、なにが悪かったが確認できることはありがたいです。
今回は長い距離のセカンドショットが良かったみたいですね♪
アプリでの確認
結果をアプリにて確認することが可能です。
各ショット別での確認
どのショットが良かった悪かったか見えるのはありがたい。
何を重点に練習するべきかの判断材料につかえますね♪
クラブ別測定
次にクラブ別計測についてです。
こちらはクラブ毎で個別測定するモードで、同じクラブを5回以上打つことでそのクラブの安定性を図ることが可能です。
実際の測定結果となります。
距離、初速、打ちだし角度、高さ、安定性などを測定することが可能となっております。
また、携帯でアプリを入れることでショットの記録も可能です。
携帯でいつでもショットの状態を確認することができて便利ですね♪
日別でデータを分けてくれるので上達具合も把握できますよ♪
ユピテルとの比較
実際に今回は自分の持っている飛距離測定器(ユピテル ATLAS GST-3 G )にて比較測定を実施しました!!
ドライバーの測定結果
7Iの測定結果
ユピテルとの比較データ
1Wの比較
ユピテル(1W) | ヘッドスピード[m/s] | ボールスピード [m/s] | 飛距離[yard] | ミート率 |
1 | 45.3 | 65.3 | 236 | 1.44 |
2 | 40.6 | 62.1 | 222 | 1.53 |
3 | 43.9 | 63.8 | 229 | 1.45 |
4 | 42.5 | 64.0 | 230 | 1.50 |
5 | 41.5 | 62.2 | 222 | 1.49 |
平均 | 42.76 | 63.48 | 227.8 | 1.48 |
トップトレーサー(1W) | ボールスピード [m/s] | フラットキャリー[yard] | 総飛距離[yard] |
1 | 68.4 | 220 | 250 |
2 | 63.3 | 228 | 261 |
3 | 65.2 | 216 | 233 |
4 | 65.8 | 228 | 242 |
5 | 64.6 | 219 | 235 |
平均 | 65.52 | 222.2 | 244.2 |
比較結果(1W) | ボールスピード比較 | フラットキャリー比較 | 総飛距離比較 |
1 | 3.09 | -16 | 14 |
2 | 1.50 | 6 | 39 |
3 | 1.38 | -13 | 4 |
4 | 1.79 | -2 | 12 |
5 | 2.43 | -3 | 13 |
平均 | 2.04 | -5.6 | 16.4 |
7Iの比較
ユピテル(7I) | ヘッドスピード [m/s] | ボールスピード [m/s] | 飛距離[yard] | ミート率 |
1 | 37.4 | 50.2 | 151 | 1.34 |
2 | 36.5 | 49.3 | 148 | 1.35 |
3 | 36.3 | 49.1 | 147 | 1.35 |
4 | 35.3 | 47.3 | 142 | 1.34 |
5 | 36.2 | 46.9 | 141 | 1.29 |
平均 | 36.34 | 48.56 | 145.8 | 1.33 |
トップトレーサー(7I) | ボールスピード [m/s] | フラットキャリー[yard] | 総飛距離[yard] |
1 | 52.2 | 151 | 152 |
2 | 50.2 | 136 | 136 |
3 | 51.6 | 145 | 146 |
4 | 48.4 | 141 | 144 |
5 | 48.7 | 133 | 134 |
平均 | 50.20 | 141.2 | 142.4 |
比較結果(7I) | ボールスピード比較 | フラットキャリー比較 | 総飛距離比較 |
1 | 1.96 | 0 | 1 |
2 | 0.90 | -12 | -12 |
3 | 2.51 | -2 | -1 |
4 | 1.05 | -1 | 2 |
5 | 1.80 | -8 | -7 |
平均 | 1.64 | -4.6 | -3.4 |
こちらの結果を見ると、ボールスピードはトップトレーサーレンジのほうがすこしあまくでています。
飛距離については大体フラットキャリーと同等の結果になっているのかなと。
もし、近くにトップトレーサレンジがない人は市販の飛距離計を買って飛距離確認してみてはどうでしょうか。
余談ですが、この弾道結果を見ると自分がフッカーだと改めて確認できますね(笑)
しげきんのクラブ別飛距離はこちらから
新作クラブが出たときに本当に飛ぶのか確認も可能です!
②ゲームモード
バーチャルゴルフや、ドラコンなどで遊べますよ♪
セントアンドリュースでラウンド可能です!!
こちらはバーチャルゴルフ、ドラコン、ニアピンなどいろいろなゲームを行うことができます。
バーチャルゴルフ
まずはコースの選択です。有名なコースを選ぶことが可能です。
(選べるコースは20コースもあります!! ’23年04月現在)
自分は全英OPが大好きなのでセントアンドリュース、オールドコースを選択してしまいます。
次にハンディキャップとティーを選びます。ハンディキャップ入れなくてもいいみたいです。
コースの画面はこんな感じになります。
とりあえず最初はドライバーから打っていき、グリーンを目指します。
短い距離のアプローチ(30yard以下)かグリーンオンするとパッティングの代わりにショートゲームを行います。
ピンへの距離によって真ん中のワンパット県内の径が変わっていきます。
ピンに近くなればなるほど、円が大きくなります。
そうすることで楽に良いスコアを狙うことができますよ(^^♪
今回の練習場ではちょうどアプローチ用の旗が60yard付近にあり、それをターゲットに狙っていくようになっていました。
ショットと狙う方向が違うので間違えて距離があっても位置が全く合わないことがあるので気を付けてくださいね♪
ちなみにちょっと前の記録ですが、バーチャルゴルフでの結果です。
バーチャルならスコアすごくいいのですが・・・実際はなかなかうまくいきません・・・
バーチャルゴルフで練習するメリットについての記事になります。
ドラコン
ドラコンで遊べます。飛ばすぞ~!!
振りすぎて腰が痛くなりそう・・・
こちらはとりあえずドライバーを使って飛距離を競うゲームです。
一応画面上の緑の範囲に入るようショットを打っていきます。
一生懸命マン振りを実施してもチーピンで曲がってしまいなかなか範囲内に入ってくれないです・・・
あまり飛距離を目指して振りすぎるとスイングを崩してしまうので気を付けてください。
ニアピン
ニアピンで遊べます。ただ、実際に狙うターゲットがあるわけではないので距離感、方向が分からなくて難しかったです。
ドライビングチャレンジ
こちらはドライバーのみで行うゲームになります。
ここに書いてあるように、選択するコースの中で選ばれてた9ホールの中でポイントを競うものとなります。
よっしゃー、マン振りでかっ飛ばすぜ!!
いやいや、それだけだとポイントが稼げないよ!
どれだけ距離を出しつつ、フェアウェイをキープできるかがこのゲームのカギだよ!!
このゲームは単純に飛距離を出せばいいものではなく、精度も求められます。
どうしてもポイントを出そうと思うと思いっきり振りたいのですが、ラフに入ったり障害物に当たったりすると減点されてしまうので難易度がとても高いです・・・
自分もやってみましたがドライバーの調子が良くなくて、全然ポイントが稼げませんでした・・・
ドライバーの精度を磨く練習としてなかなかよいゲームかなと思います。
アプローチチャレンジ
こちらはアプローチでよった距離でポイントを競うゲームになります。
アプローチといってもほぼセカンドショットでどれだけ寄せるかといったゲームになります。
アプローチチャレンジは9ホールセカンドショットを打ち、どれだけポイントが少なくなるかを競うゲームとなります。
ドライビングチャレンジ同様、ラフやバンカーなどで加点されるのでどれだけ確実にグリーンオンさせれるかがこのゲームで勝つための秘訣になります。
実際やってみましたが、グリーンが硬く乗ってもこぼれることが多くなかなかグリーンオンが難しかったです。
こちらは、毎回毎回クラブを変えないといけないためより実践向きの練習ができるいいゲームです!
ポイントゲーム
こちらはアプローチを競うゲームとなります。6球打って点数が高い人が勝ちとなるゲームです。
たまにボーナスリングが出てきてそちらを狙うことができると点数が倍になったりします。
ポイントはボールの落下地点となります。
自分がよくいく練習場だとちょうど画面で点数が書いてあるところは練習場に旗が刺さっていてそちらを狙っていくこととなります。
距離が長くなると高得点狙えますが難易度が高めとなっており、手堅く手前でアプローチかある程度遠くを狙っていくか悩まされます。
手前ばっかり狙うと100点行くか行かないかくらいしか出せませんでした・・・
これはターゲットを集中して狙う練習になるいいゲームだと思います。
ゴーフィッシュ!
まさかのゴルフで釣りができます!!
え、釣り?
そうです、釣りです。
ショットを打ってそこにいる魚をゲットするゲームとなります。
大きい魚になるほどポイントが高くなってきます。
ただ、大きな獲物の近くにはサメがいるのでそこに入れないように注意が必要となります。
また、下の絵の雷マークの時がボーナスチャンスとなっており、2匹同時に釣ることができたり魚を変更することができたりします。
このゲームは友達と一緒にやると面白そうですね♪
前回の記録確認
アプリの機能になりますが、前回の練習の記録を見ることが可能となります。
練習場でどれくらい球を打ったかや、フリー測定での最大距離などを見ることが可能です。
まとめ
今回はトップトレーサーレンジについて実際に使用した感想をまとめてみました。
飛距離の測定やバーチャルゴルフなどのゲームを行うことができ、楽しく練習を行うことができるのでおすすめです。
近くにトップトレーサーレンジがあるゴルフ練習場があるなら一度やってみてはいかがでしょうか。では☆彡
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